家庭教育学級開催にご参加・ご協力いただいた皆様へ

令和3年2月
研修教育委員会

平素よりPTA活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

先日1月16日に家庭教育学級を無事開催することができました。
ご出席いただきました皆様、ご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
お礼が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

テーマは「レジリエンス しなやかで折れない心を育てましょう」でしたが、様々な不安やストレスがかかりやすい今、高い関心をいただいたテーマであったと感じました。
研修の中でZoom機能を利用して行ったアンケートでは、「不安やストレスを感じる」また「不安やストレスからなかなか抜け出せないことがある」と回答された方が多く見られました。
そして印象的でしたのは、そのアンケート結果を見て「自分だけではないとほっとした」という感想を持たれた方々も多かったということです。

学校で行う研修にはどうしても限界はありますから、開催にあたってはその目的を明確化しなくてはならないと思っています。
今回私共が目的としましたのは「悩みや不安の共有」です。今保護者の方や教職員の皆様はコロナ禍で悩みや不安を抱えていると思いますが、それを誰かと共有する機会も減っていると思います。
その一つの機会となるべく開催に向けて尽力してまいりました。

「レジリエンス」は自尊感情、自己効力感、ポジティブ感情、ソーシャルサポートの4つの要素から成り立っています。これらはどれも今私たちの心を支えてくれる大事な考え方ですが、短時間の研修中に理解し、自分の生活に取り入れるには時間が足りません。

保護者の方が本当に必要としているのは「悩みや不安の共有」だけでなく、その先だと思っています。
研修ではヒントはもらえますが、それを実際にどのように生活に取り入れているか、どのように悩みの解消につなげているか、取り入れるために必要な課題は何かなどについても共有していくことが本当の意味で皆様の不安解消へと繋がっていくと思います。
今年度は残念ながら時間が足りませんが、今後は例えば勉強会や意見交換会などを開催することが出来ましたら、それは非常に意味があると考えています。

今年もしばらく心配事が続きそうですが、自粛で硬くなりがちの心と体をほぐし「しなやかさ」を獲ることができれば、少しでも楽で新しい毎日になるかもしれません。
皆様の心が明るく前向きになることは、子ども達の笑顔と未来につながっています。
最後に、終了後に回答いただいたアンケートの集計結果をご案内します。下記よりご覧ください。
寒い日が続きますがどうかお体ご自愛くださいませ。

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